music:ON/OFF


200X.XX.XX XX:XX

何時間かの暗闇。
垂れ下がった電気の紐。
新聞配達のバイクの音が
近づいてきて 止んで 繰り返して 遠ざかって 消えた。

夜ばかり 泣きたくなる。
涙ばかり流れて 寂しさばかり募って。
訳なんて。知らない。声は。出さない。
哀しいのは他のなんでもなく。自分自身がいつだって哀しさの塊りだった。


ありえないものを 心のどこかで信じていたような気がする。

ある日突然の奇跡。
昨日とははっきりと違う自分。
そうである毎日。

そんなの、って。笑ってしまうようなこと。
起こるはずなんてないのにさ。
それでもやっぱり そう信じていたんだろうな。

そうだよ。今日だって明日こそはって。
今日の自分に出来なかったことを 明日の自分に背負わせた。積荷。
未来に期待しすぎだよ。
明日の僕だって途方に暮れて 運ぶことで精一杯。
所詮荷物の受け渡し。

わかってる。

いつか叶うかもわからない。ひたすらに重いだけ。
だから毎日が嫌になる。重さに潰されそうになる。
何度も何度も。ためらって蹴飛ばして引きずった。

宛もないくせに 自慢げに話していた頃もあったのにな。
うっすらと見え始めた頃から 口に出来なくなってった。
ごまかして笑って語尾を濁して
彷徨ってうらやんで正面が向けなくなって 抜け道探し。

ねぇ。道は見つかった?

わかってる。

引き返せばいつだって 後悔が落ちていた。

2008.01.16 23:35

死にたいとぼやかれるのは迷惑だった。

人の体は脆い。ビルから落ちれば死ねる。
それでもこうして生きているのは、何か強い精神が?繋ぎとめているんだろうか。

僕はこの体のことをよく知らない。
どのあたりになんていう臓器が詰まっているのかも、脳味噌がキレイな色をしてるかも。
意識しなくても呼吸をしていて血は巡る。
立とうと思えば立てるし、走ろうと思えば走れる。
素晴らしき自由。
きっといくらだって動ける。その可能性に線を引いている。もちろんそこはまだ限界ラインじゃない。自分で引いた、都合よく無理のないラインで、自由を未来を希望を切り捨てた。

考えて考えて考えて。生まれる何パターンもの予測と不安。
知っている。考える時間が増えるほど動く時間を失うことを。動く時間を失うほど、あぁどうしようかとまた考えることを。
考えすぎなのはわかっている。堂々巡りは嫌いだ。
それでもこうしている理由を、僕は余すことなくわかっていた。



一生という限りの中で一日の区切りが多すぎて、ひとつくらいと放った24時間のキューブが、気づけば積み重なって僕の人生になっている。




過去の記憶


名前: 上の空。 もしくは[うわ空][uwa-sora]
住所: http://mizutama.usamimi.info/
記録: ゆた
   どうぞご自由に


音楽感謝:ぴあんの部屋/BENCH TIME